茶臼岳 那須エリア

10月の那須・茶臼岳は、こんな感じ。姥ヶ平ルートを取材しました。

栃木県那須町の登山といえば、茶臼岳。
今回は茶臼岳の山頂ではなく、茶臼岳の裏にあるスポットへ向かいました。
そこは、紅葉で有名な姥ヶ平。
那須ロープウエイに乗って、茶臼岳の九合目まで楽々。
山頂駅から、姥ヶ平までのルートを、画像とともに紹介いたします。

茶臼岳の真裏にある姥ヶ平は、有名な登山スポットです。自分のような、登山経験がほとんど無くてもロープウエイを使って登れました。
この年の一番良い時を狙っていましたところ、幸いまずまずの良好な景色をおさめることができたと思います。
撮影の次の日から雨模様だったので、この年では最高の姥ヶ平だったのではないかと感じています。

まだ駐車場にも余裕がある時間に到着して、時間調整しました。山麓駅は熱気が高まりつつある時間。登山者の静かな興奮が、待合室に漂う感じです。ロープウエイの乗車券は、先に購入しておくとスムーズかと思いますが、この時期の山の天気は変わりやすいので事前情報の取集が必要かと思います。

山頂駅から10分ほどゆるい山道を登ると、茶臼岳山頂ルートとの分岐地点に到着。
ここまでの道は、巨人用の歩幅の長い階段状です。道幅も広く作られていて良く整備されている状態でした。
体も温まり、天候も良くなってきて気分も上がります。
下方をのぞくと、後続者の波。
押されるように、姥ヶ平方面へ歩き出しました。

次の分岐地点、牛ヶ首まで30分ほどでしょうか。緩い上り斜面を回り込むような道です。
ここから、非日常感みなぎってきます。
景色も素晴らしく、歩いていて多幸感。
ですが、初めて行く方のために、ここの画像は割愛。

そして、牛が首に到着。
画像の中央左から右に流れているのは、茶臼岳の噴火口からの噴気。
地球の息吹が感じられるこのような景観は、歩いてからこそのご褒美。
山頂駅から見ると、茶臼岳の裏にあたる噴火口。
雲が張り出してきて、すこし緊張感のある図。

姥ヶ平が、見えました!
まだ人も少なそうで、紅葉度も良さ気。
自分にとっては急斜面ですが、休まず下り続けます。

姥ヶ平に、無事到着できました。
はじめは曇っていましたが、次第に晴れ模様に。
求めていた、写真も撮れて満足。

下調べの段階では、ひょうたん池の存在は知りませんでした。
行ってみると、絶景ポイントでした。

しかし、撮影ポイントは、非常に狭い。
木々の間から、しゃがんで撮る感じ。
そして撮影は、並んで順番待ち。
三脚使用は、気が引ける状態です。

どうしても撮りたい方は、ロープウエイを使わずに自力で登って、人を避けるのが良いかな。
朝の荘厳なのが撮れそうなところでした。

また、ひょうたん池へ向かう木道からの、茶臼岳も十分絶景ポイント。
噴火口を撮るなら、ここが良いかも。

山頂駅から、歩くだけなら一時間くらいで行けてしまう姥ヶ平。
自分は、きついほどではないけど、くたびれた。
後半には、三脚と機材類が、ずっしりきました。
それでもまた行きたいと思える、美しい空間。

一時は曇っていましたが、結果的には晴れてよかった。
自然に、感謝!


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